蒼井波恵の人生イロイロブログ

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母を自宅で看取ったこと3

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 元気だった母が 突然 脳梗塞で救急搬送されました。昨年の2月末のことでした。

迷った末 手術を受けることを決意した母は、回復にむけて リハビリに取り組みました。気持ちは前向きでしたが 食欲のない母のことが気がかりでなりませんでした。

一時帰宅

リハビリを続けて1月が 経とうとしていましたが、母の様子は 改善しているわけでは ありませんでした。

救急車で運ばれた 脳神経外科病院は

治療をする病棟とリハビリをする病棟は別れていて

最初に入院したのは 治療をする病棟ですが、検査が終わり 当初手術はしたくないと 母が言ったので、すぐにリハビリ病棟に移動になりました。

その後 やっぱり不安を払拭して 家で生活したいと 思うようになり、

手術を 受けたい!と 先生に 相談したのですが、

「一度リハビリ病棟を出たら もう戻ることはできないんです。

なので リハビリをしっかりして 家で1人でも 生活できるくらいに なったら、

手術をして そのまま 退院しましょう」と いわれました。

私は 手術したら、また体力が落ちてしまうんじゃないか?

そのまま 退院って 大丈夫なのかな?

不安に なりました。

でも プロのお医者さまが 大丈夫と言うことに、

あれこれケチをつけるようなことは 言えませんでした。

母を 診てもらっているのに 心象を悪くしたくないという 気持ちもありました。

今でも 少し疑問には 思っているのですが、リハビリ病棟は 一度出たら 戻ることはできないのでしょうか?

 

それは さておき

リハビリ病棟に移動したあとは、医師の診察もなく ただ毎日リハビリをしているだけでした。

 

先の見えないリハビリで 母は元気が無くなっていくように見えました。

こんな状態を続けていたら 母はどんどん弱っていっちゃうんじやないか?

不安でしたが、どこにどう相談したらよいのかも わかりません。

 

そんな時、姉が 介護関係の仕事をしている友人から 介護認定を してもらった方がいいよ!

と アドバイスをもらいました。

介護認定は 所管の役所 もしくは地区センターで受付してくれます。

家の近所に地区センター があったので、早速 姉が相談に行ってくれました。

介護認定は とっても混み合っているとのことで、認定員が来るのは2〜3ヶ月後と 言われました。

その頃 母は まだ自分で何とか歩くことができて、

リハビリで なるべく動くように指導されていたので 緊急性がないと判断され 後回しにされてしまったのかもしれないです。

 

でも その地区センターの相談をしたときに 病院にはソーシャルワーカーさんがいて、色々相談に乗ってくれると教えてくれました。

病院のホームページで調べたら、ソーシャルワーカーさんへの連絡先が乗っていて、すぐにアポイントを取りました。

先の見えないリハビリで 母が元気がなく、食事もあまり食べられない様子等 相談をしました。

ソーシャルワーカーさんは 言いました。

「一度ご自宅へ連れて帰られてはいかがですか?」

「えーっ いいんですか?」

「先生に相談してみましょう いつがいいですか?」

その日のうちに 母の一時帰宅が決定しました。

 

さー、母が帰ってくるよ!

家族一丸となって 迎え入れ、元気を取り戻してもらいましょう!

慌ただしく準備が 始まりました。

 

私も仕事を休み、泊まり込みで母の一時帰宅に備えました。

一時帰宅当日、約束をした9時頃に迎えに行くと 母は 洋服に着替え 荷物もまとめて ベッドの上に座って待っていました。

お隣の患者さんが 「もう朝から大変なのよ。7時くらいには すっかり準備ができて、ずーっと待ってるわよ」と笑われました。

母も顔をクシャクシャにして 微笑んでいました。

ずっと文句一つ言わずに 入院 そしてリハビリ生活をしていましたが、早く家に帰りたかったんだなぁ と実感しました。

 

実家はマンションの4階で エレベーターがありません。

これを登りきれるのかが 最大の課題でした。

でも、母はしっかりと一段一段 自分の足で登りきりました。

 

私が食事の支度をしている時は 「私にも手伝わせて」と 一緒に台所に立ちました。

包丁を握る手が 危なっかしく 私は内心ドキドキしていましたが、

母は「ほら、うん 大丈夫。私、留守番くらいできるわ」と嬉しそうにしていました。

 

とはいえ 私は、母が退院して家に帰ったときに

ひとりで留守番を させるのは

とうてい無理だな と感じていました。

退院して しばらくは一緒にいて、様子を見てあげようと 決意して、会社に介護休業の申請をしました。

 

雇用保険には「介護休業給付」という制度があるのをご存知ですか?

配偶者や親や子等の介護のために 所定の手続きをとって 休業した場合には、

通算93日を限度に 休業前の賃金日額の67%相当額の支給を受けることができます。

お仕事をしながらの介護をされている方は、会社に相談してみてくださいね。

 

結果的に この時に 会社に申請を出したおかげで

私は母を自宅で看取ることができました。

快く介護休業を受け入れてくれた上司や先輩方に心から感謝しています。

 

早く手術して 家に帰った方が、きっと早く元気になる!

そう信じていました。

入院から1ヶ月がすぎた 4月の初めのことでした。

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