蒼井波恵の人生イロイロブログ

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母を自宅で看取ったこと5

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 元気だった母が 突然 脳梗塞で救急搬送されました。昨年の2月末のことでした。

迷った末 手術を受けることを決意した母は、回復にむけて リハビリに取り組みました。気持ちは前向きでしたが 食欲のない母のことが気がかりでなりませんでした。

一時帰宅をして、少し元気を取り戻した母を見て 早く手術を受けて 家に戻ることが回復への近道と思った私は、介護休業の申請をしたのでした。

やっと手術が決まり喜んでいたのもつかの間 手術前の検査で 末期のすい臓ガンであったことが発覚しました。

すい臓ガン 検査をしに大学病院へ

 

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末期のすい臓ガン宣告を受けた翌日、姉と私は 脳外科病院から渡された紹介状と検査結果を持って S大学病院へ向かいました。

 

事前に脳外科病院の看護師さんが、S大学病院の予約を取ってくれようとしましたが、「予約は2週間後なら…」

そんなに待ってはいられませんでした。

母には もう時間がない。そんな気がして 気持ちが 焦っていました。

 

予約なしで 行く場合、どれだけ待たされるのかわからなかったので、脳外科の先生の勧めもあって 母は連れて行かずに受診をしようと思いました。

検査結果を専門の先生に見てもらい、転院させてもらえるか?今後どうしたらいいのか?

相談したかったのです。

 

しかし 受付ですぐに そんな考えを玉砕されました。

「ご本人が来ない場合は 診察は できません。

来ない場合は 医療相談というカタチになるので、予約してください」

だから そんなこと言ってる時間は ないんだって…

 

脳外科病院へ電話をして、母の外出許可を取り 迎えに行って 連れて来ることにしました。

もう 歩くこともままならなくなっていたので、病院の寝まきのまま 車椅子に乗せて。

 

先生の診察を受けるのも

MRIを受けるのも 検査の結果を聞くのも

ものすごーく時間が かかりました。

大きな病院だから 仕方ないとは 思いますが

本当に本当に 長い1日で 

朝一番に病院に入ったのに、終わって出るときには暗くなっていました。

母の体が心配でした。

 

結果は やっぱり末期のすい臓ガンと確認できたこと。

治療を受けても 余命1か月が3ヶ月に伸びるくらいの効果しかないであろう ということ。

治療を受けないのであれば 転院も させてもらえないこと。

でした…

 

私の中では 苦しい治療を 受けさせるという選択肢は全くありませんでした。

 

母には まだ何も伝えていません。

何も聞きませんでしたが、今思えば 勘のいい母はきっと もう悟っていたに違いありません。

でも 母の前で、今後 どうするのかを 姉と相談する訳にもいかず…

3人とも どっと疲れが溜まって 黙っていました。

 

切り出したのは 姉でした。

いつもしっかり者の姉が、少し声を詰まらせながら 母に「お家へ帰ろう」と切り出しました。

私も「うん、帰ろう」

母も 黙って頷きました。

 

脳外科病院に戻ったら、退院して 家に帰るように先生にお願いしよう。

 

でも私には、まだまだ 家で看取るという 確固たる覚悟は できていませんでした。。。

 

追記

ガンは早く発見できれば 治る病気になってきています。

ガン検診は 年に1回 必ず受けてくださいね。

 

by カエレバ