蒼井波恵の人生イロイロブログ

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母を自宅で看取ったこと7

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 元気だった母が 突然 脳梗塞で救急搬送されました。昨年の2月末のことでした。

迷った末 手術を受けることを決意した母は、回復にむけて リハビリに取り組みました。気持ちは前向きでしたが 食欲のない母のことが気がかりでなりませんでした。

一時帰宅をして、少し元気を取り戻した母を見て 早く手術を受けて 家に戻ることが回復への近道と思った私は、介護休業の申請をしたのでした。

やっと手術が決まり喜んでいたのもつかの間 手術前の検査で 末期のすい臓ガンであったことが発覚しました。

家で看取るという確固たる自信はないまま とりあえず母を家につれて帰ることに…

 最期の晩餐

ケアマネージャーの 赤井さんと船越さんは 

めちゃめちゃ明るくて、

 

この人たち夫婦漫才かな?

と思うこと度々!

しかし仕事はテキパキとこなす 出来るお二人。

 

介護ベッド や取り外し可能のトイレの手すり(こんな便利なのもがあるのを 知りませんでした)

ぱぱっと手配してくださり、設置の際も 立ち会って 家具の移動や 配置のアドバイスもしてくれました。

 

介護ベッドを壁にピッタリ付けて置こうとしていたのですが、人が一人通れるスペースを空けておいた方がよいことも…

のちのち 酸素吸入をするための機械を置くスペースに困らなかったり、両側から介助できる便利さを実感しました。

 

いつも笑顔で明るい 赤井さんが 真顔でおっしゃったのは、

やはり 今後の方針は 一刻も早く決めなくてはいけない!ということ。

 

  • このまま 家で看取る覚悟を決めるのか?病院を探すのか?
  • 病院を探すなら、治療をする一般病院にするか?介護施設等で治療はせずに 緩和ケアを受けるのか?
  • 治療を受けるにしても 緩和ケアを受けるにしても 母に告知をせずに すすめることは難しいこと。

 

「まあ、急だから 色んなこと すぐに決めるのは難しいよね。

家で看取るのは やっぱり 容易いことでは ないからね。

家で看取る と決めても、最終的に やっぱり無理となったり、救急車を呼んでしまう人もいるからね。

でも それでも別にいいのよ。途中で気持ちが変わったら、その時 またどうするか決めればいいんだから。

とにかく 今これから どうして行こうって決めないとね…」

 

姉と私は 出来るのであれば、母を家で看取ってあげたいと思っていること。

でも、自信がなく もうダメだと思った時には、介護施設を探してほしいという気持ちも伝えました。

 

「わかりました。じゃあ それでいこう!」

赤井さんは そう言いながら、母の様子を見に行くと…

なんと 大学生の娘が 母の布団に潜り込んで 寝ています。

母は 端っこに小さくなって 寝ています。

「あら、ヤダ!大きい赤ちゃんが いる」

赤井さんは 大笑いをして…

そのあと 私に 「私のカンだけど たぶん 大丈夫よ。お母さん、最後まで看取れるんじゃないかな」と言い残して帰って行きました。

赤井さんに そう言っていただけて 心が少し楽になりました。

 

その夜は 母の退院祝いで みんな集まり お寿司をたべました。

もう 食欲が なくなっていた 母も 美味しいね!と言いながら2貫食べました。

それが 母にとっては 最期の晩餐 になってしまいました。

このあと 食事と呼べるような食べ物は 口にすることが 出来ませんでした。

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